まだあまり知られていない小形風力発電の発電実測値
お待たせしました。
小形風力発電(19.5kw)の今年連系した風力発電所の発電実測値をご報告します。
今回は、青森県の某所で今年施工しました小形風力発電所の発電量です。
19.5kwの発電機が2基隣り合って立っています。今年の1月20日に連系し、月末の31日に検針した結果がこちらです。
片方は、2313.7kwh。もう片方は、2532.2kwhを示しています。この2基は近くに同時に建てられていますので、近くであっても1割程度の発電量の誤差があるのが分かります。
以下が、2基分の記念すべき、第一回目の検診通知書です。ここで注意したいのは、この発電量は、20日から31日までの11日間の発電量であるということです。
この2基の発電量の平均を取ると2,400kwh程度でしょうか。
これは、11日間の発電量なので、月あたりに直すと6,500kwhくらいです。夏場の低圧太陽光発電の発電量くらいですね。
しかし、風力発電の場合はkwhあたり売電単価が59.4円なので、月38.6万円くらいの収入になるということですね。
これを仮に×12ヶ月すると年間463.2万円という金額になります。
そこまでうまくはいかないと思いますが、冬場の発電量はそれくらいのペースで売電しています。
もっとすごい!2017年11月の発電実測値はこちら
教えて太陽光発電
いよいよ脱炭素に取り組んでいる企業しか生き残れなくなってきました。そうした脱炭素社会に貢献するために「太陽光発電に取り組んでみたい」「工事費はいくらかかって、どれくらい発電するの?」という疑問にお答えします。